Updated 2008-08-25
(Breast Surgeon at The Columbia Presbyterian Medical Center) 6/4/2006
抗がん剤は、静脈注射による体全体への投与。なぜなら、がん細胞が体全体に広がっているかもしれないので、体全体をターゲットとするため。
がん細胞はリンパ液により、リンパ節へ転移する。
(センチネルリンパへの転移を調べる。転移がなければ、リンパ節への転移は無いと考えられる。)
コロンビア病院における化学治療の指針
乳がんのステージを分類する。
・ がんの大きさ
・ ホルモン受容体の陽性か否か (エストロゲン、プロゲステロン)
エストロゲン受容体陽性の場合
・ タモキシフェン
・ 更年期の女性にはアロマターゼ阻害剤
・ 抗がん剤か、タモキシフェンか
リンパへの転移がある場合
1. 更年期前で腫瘍の大きさが1センチ以上の場合 → 抗がん剤治療
2. 更年期前で腫瘍の大きさが1センチ未満の場合 → 抗がん剤治療
リンパへの転移が無い場合
1. 腫瘍の大きさが、1センチ未満の場合 → 腫瘍内科医と要相談
タモキシフェンの服用により、反対の乳房のがんになるの危険性を下げる。
タモキシフェンを5年服用後、アロマターセ阻害剤に替えるのが、一般的だが、そのタイミングは研究中。
確かではないが、ホルモン受容体陰性の場合より、抗がん剤の効果は少ないかもしれない。それゆえ、タモキシフェンを服用することは、とても重要となる。
エストロゲン受容体陰性の場合
統計的には、抗がん剤が効果的といわれる。
抗がん剤のパターン
・ AC+T (アドリアマイシン& シクロフォスファミド +タキソール)
アドリアマイシン:化学治療中に心筋への副作用がある場合があるが、ほとんどの場合回復する。(副作用があったうちの95%が回復)
タキソール: 抹消神経に副作用(しびれ)。 しかし、ほとんど場合化学治療終了後、回復する。(副作用のあったうちの2~3%のみに、のしびれが残るそう。)
・ CMF
AC に比べると、体への負担が少ない。高齢の女性に使われる。