講演/第3回seminar対馬先生


Young Japanese Breast Cancer Network

2008年10月26日(日) BCNetwork 第3回乳がん早期発見啓蒙セミナー            (於:在New York日本国総領事館 大使公邸)
講演内容

講師:対馬ルリ子先生 (ウィミンズ•ウェルネス銀座クリニック院長)産婦人科医•医学博士 

 1表紙.png対馬ルリ子2.gif 講師:対馬ルリ子先生(ウィミンズ•ウェルネス銀座クリニック院長 )

女性の健康管理と更年期 

女性ホルモン塾 ずっとキレイのエイジング

女性のライフスタイルの変化 

戦後、女性のライフスタイルはすっかり変わった
 

  • •栄養と衛生状態が良くなり、長寿になった。
  • •高学歴になった。
  • •職業をもつようになった。
  • •出産数が減った。
  • •月経回数が多い。閉経後に長い人生がある。

健康の木

  • バランスの良い食事、
  • ボディケア、アロマセラピーなど、
  • 良好な人間関係、
  • アイデンティティ、
  • メンタルケア•ストレスケア、
  • 禁煙、
  • 睡眠、
  • 休養、
  • 健診、婦人科検診、乳がん検診、
  • 女性のための健診、
  • 運動

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キーワード1 女性ホルモンとは?

卵巣から分泌されるステロイドホルモン。
下垂体からの刺激で分泌され、性器と第二次性徴を発達させます。
 
血液中を流れて全身に運ばれ、子宮や乳房ばかりでなく、皮膚や粘膜、関節、筋肉や骨、血管や胃腸、脳や神経、免疫機能、自律神経系など全身のいろいろな働きに影響します。
 
女性ホルモンには、エストロゲン(卵胞ホルモン)とプロゲステロン(黄体ホルモン)の2種類あります。
男性ホルモンはテストステロンの1種類です。

女性の健康はホルモンの動態との関連が大

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女性の疾患や健康状態はホルモンの増減との関連が深い
 
(性ホルモンの加齢による変化)

女性ホルモンの動きと体調

女性ホルモンは毎月の月経周期によって大きく増減しています。

女性ホルモンは、卵巣が寿命になると(閉経)、分泌されなくなります。

女性ホルモンは、ストレスや体重変化に影響されやすい。

女性ホルモンの働きが不安定になると、自律神経失調症状、
うつや情緒不安定、免疫の異常などがおこりやすくなります。

キーワード2 性差医療

セックス(生物学的性差)とジェンダー(社会的性差)差を考慮した医療
 
これまでの医療は、男性を対象に研究され発展してきた
 
女性と男性では、生物学的に、内分泌的に、 社会的・文化的に、性差がある

男性と同じ薬が、女性には害になることがある

男性と女性では、同じ疾患でも症状の現れかたや治療への反応性、予後が異なる
 
性差を考慮し性差の知識を生かした医療が大切

受療率に性差を認める疾患
(人口10万人対)

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厚生労働省平成11年患者調査  

エストロゲンと女性好発疾患
 

骨粗鬆症  エストロゲン欠乏により骨吸収が高まる。PTHの骨吸収を増加させる。Caの腸からの吸収が減少する。
 
心血管系疾患  エストロゲンはHDLコレステロールを増加させる。閉経前女性では男性より冠動脈疾患のリスクが低い。
 
自己免疫疾患  女性は男性と比べ免疫刺激に対する反応で高く、閾値で低い。
自己免疫疾患は女性に多い
 
精神神経疾患  女性の精神障害はエストロゲンが激変する時期におこりやすい。 エストロゲンは前脳核のERに働き脳の発達や機能に作用を及ぼす。

エストロゲンの働き・・
女性の明るさ、笑い、包容力

•自律神経を安定させる。
•血管を柔らかくし、悪玉コレステロール の分解と排泄を促す。善玉コレステロー ルを増やして高脂血症を予防する。
•破骨細胞を抑えて骨量を増やす。
•皮膚の真皮のコラーゲンを増やし、肌の
 ハリや潤い、柔軟性を保つ。粘膜の乾燥
 や痛みを防ぐ。
•セロトニンやノルアドレナリンの代謝を
 安定させる。
•軟骨の代謝によい影響を与える。
•脳の機能を保つ。
•抗酸化作用をもち心臓や血管の病気の
 リスクを下げる。
•大腸がんのリスクを下げる。

女性のライフサイクルと保健ニーズ
 

 
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女性のがん罹患率部位別がん年齢調整罹患率の推移(主要部位別)

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子宮頚がん 若年者に増えている

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子宮頚部
(膣部)に発生
 
 
 
 
 
HPV(ヒトパピローマウィルス)16型・18型による
前がん=異型上皮 9割が自然治癒。細胞診(Pap. Smear)で容易に発見される。日本では20歳から公費検診あり。
ワクチンが開発され予防の時代
 

子宮頸癌は主に30歳代の癌

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増えている子宮体がん

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子宮内膜に発生
 
 
 
 
 
 
ホルモン代謝異常による。月経不順の女性、子どもを産まない女性、高血圧、肥満の女性に多い。
前がん=異型子宮内膜増殖症。細胞診で発見できないことあり。不正出血、超音波検査で発見される

「子宮頸がん予防の会」 活動背景

日本の検診率は非常に低い状況です!
なぜ、低いのでしょうか? 何が他国と異なるのでしょうか?
 
20グラフ.png 

「子宮頸がん検診」受診経験

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卵巣がん  30年前の2倍

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卵巣上皮に発生する
 
 
 
 
 
 
排卵回数の増加、子宮内膜症の増加に関係あり。40代以降に多い。高年齢になってもある。子宮内膜症の大きなチョコレートのう胞は2%がん化。症状がない。治療が難しい。超音波検査、マーカーで発見される

子宮筋腫 3人にひとり

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粘膜下筋腫、筋層内筋腫で
月経痛、過多月経
 
子宮内膜症、
子宮腺筋症との合併

乳がん 20人にひとり

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乳がん罹患者数:「がん統計白書ー罹患/死亡/予後、1999(篠原出版社)より  死亡者数:「人口動態統計」(厚生労働省)より

検診によって乳がん死亡は減少 

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日本のみが、上昇傾向 (発病者の30%) 
 

各国のマンモグラフィー受診率

 
 
ノルウエー     98%
フィンランド    88% 
スウェーデン    84%
英国        75%
カナダ       70%
米国        69%
オーストラリア   57%
日本        12 . 7% (5年で10%上昇した)
 

女性のライフサイクルに応じたメディカルチェック

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更年期障害のいろいろな症状

1.急性の症状
 ・血管運動性障害 ・・・ のぼせ、熱感、発汗亢進、寝汗、動悸
 ・精神神経障害 ・・・・・ 不安、不眠、記憶力減退、物忘れ、頭痛
 
 2.亜急性の症状
 ・膣、尿道粘膜の萎縮 ・・・ 性交障害、膣炎、膀胱炎、頻尿、尿失禁
 ・皮膚障害 ・・・・・・ 希薄化、乾燥、知覚異常、疼痛、しびれ
 
 3.慢性障害
 ・骨粗鬆症、心血管系疾患のリスクの増大
 
若い女性には本当の更年期障害は少ない。
更年期様の症状はストレスから?

エストロゲンの減少と体調不良の変化

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女性ホルモンを大切に。じょうずな女性ホルモン利用を

 
漢方薬:
証(体質)にあわせて全身の機能を調整し、冷え性やさまざまな不定愁訴の改善を促す。
 
 
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ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック
総合女性外来・女性検診相談センター

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銀座一丁目
大通り沿い

年代別、目的別の女性検診、女性ドック。ゆっくり相談、保険での治療も可能。女性に多い疾患の専門家の協力による総合医療


Women'sWellness 道順.png
銀座2丁目
伊東屋前から
京橋方面をみて
みずほ銀行の
3階です

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総合診察室医師と患者は
同じイス同じ目線で

ウィミンズ・ウェルネス銀座クリニック受診者年代
 (2007年1月~12月 初診受診者2984名)


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新しい更年期の治療法(アンチエイジング)

HRT (女性ホルモン補充治療)
低用量ピル、内服薬、パッチ薬、ジェル、クリーム、子宮内器具ミレーナ
漢方薬
体質と症状にあわせた総合薬。当帰芍薬散、加味逍遥散、桂枝茯苓丸など
抗うつ剤、抗不安薬、睡眠導入剤
セロトニン代謝を安定
カウンセリング
心理、グループ、ピア
運動療法
筋トレ、ピラティス、骨盤底筋体操
アロマセラピー、  鍼灸、整体、気功など
ゼラニウム、ローズ
サプリメント
イソフラボン、ブラックコホシュ、マカ、プエラリア

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金曜日の診療スタッフ

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医療法人社団フィーメールガーデン 
ウィミンズ•ウェルネス銀座クリニック
女性総合外来•女性総合検診センターLinkIconwww.w-wellness.com/