Updated 2008-05-17
2008年1月27日(日) 乳房セルフチェック講習会 (New York)
講習内容
講師:桑間雄一郎先生(東京海上日動記念診療所院長)
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乳がんの種類
| 1. 非浸潤がん |
がん細胞が乳管や小葉の中にとどまっているもの。代表的なものは非浸潤性乳管がん(全体の6.7%)
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| 2. 浸潤がん |
乳管や小葉を包んでいる膜の外に及んでいるもの 。さらに以下の3種類に分類
乳管がん キノコ状に発育する分化度の高いがんで、乳がん全体の約20%を占めています。分化度が高いということは正常細胞に 近いということであり、リンパ節転移を起こしにくく、予後は良好。 充実腺管がん がんが周囲を圧迫しながら乳管の中を広がっていくがんで、やはり乳がん全体の約20%を占めていますが分化度は 乳頭腺管がんと硬がんの中間程度。 硬がん しこりとならずに乳管の外側にバラバラとばらまかれたように発育するがんで、乳がん全体の約40%を占めています。 分化度が低く、特殊型を除くとややたちが悪いがん。 |
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| 3. パジェット病 |
乳頭に湿疹やびらんができて徐々に広がっていくもの
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乳がん検診の功罪
功
ーー 早期発見で救命
罪
ーー 良性のしこりを見つけて不必要な生検
10年間の検診で、なんと検診者の50%が何らかの異常を疑われる。マンモグラフの10%は更なる検査に送られるが、90%以上は良性である。
自己検診のタイミングと方法
検診だけではなく自己検診も乳がんは自分で発見できるがんです。自己検診も行いましょう。
自己検診にはタイミングがあります
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- 女性には身体のバイオリズムがあります。月に1度、生理が終わってから4〜5日以内に行うのが適切です。閉経後の方は「毎月1日」など、日を決めるとよいでしょう。毎月続ければちょっとした変化もわかるようになります。
乳がんのできやすい場所

視 診 法
視診法とは、変化を目で見る方法です。入浴前に行うとよいでしょう。 
腕をおろしてチェック
鏡の前に立ち、腕を自然におろしてください。肩の力を抜いて、次の5点をチェックしましょう。
- 左右の乳房の大きさ、形に変化はないか
- 乳房の位置は左右対称か
- 乳房や乳首の皮膚にえくぼやひきつれはないか
- 乳頭が不自然な方向に引っ張られていたり、へこんだり、ただれてないか
- 乳頭・乳輪に異常な湿疹ができていないか
腕をあげてチェック
次に腕を真上にあげてください。次の3点をチェックしましょう。
- 左右の乳房の大きさ、形に変化はないか
- 乳房の位置関係に変化はないか
- 乳房や乳首の皮膚にえくぼができたり、ひきつれが起きていないか

触診法
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触診法とは、手で触って確認する方法です
就寝前や入浴時に行うとよいでしょう。乳房にパウダーや石鹸をつけると、指のすべりがよくなります。
- 1. 乳房の内側 仰向けに寝て、まずは検査側の手を頭の下に入れます。反対の手の指をそろえ、右乳房の内側を調べましょう。 乳首より内側を胸の中心に向かってなでます。ゆっくりとまんべんなく行いましょう。
- 2. 乳房の外側 1.が終わったら、そのまま乳房の外側も調べましょう。乳首の外側を、背中のほうから内側に向かって指をすべらせます。
- 3. 腋の下のリンパ節 腋の下に反対側の指を伸ばし、しこりはないか、リンパ腺は腫れていないかをしっかり確認します。
- 4. 乳首 乳首を下から軽くつまみ、軽く搾るようにします。血液のような異常分泌液が出ないか見ましょう。

講習会では、参加者がグループに分かれて乳房セルフチェックをしました。大・中・小・ベスト型練習器の触診所見のスケッチをしました。
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